パッチギ!

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劇場公開日:

解説

1960年代の京都を舞台に、日本人と在日朝鮮人の高校生たちの恋と友情を描いた青春群像劇。松山猛の自伝的小説「少年Mのイムジン河」を原作に、「岸和田少年愚連隊」「ゲロッパ!」の井筒和幸が監督・脚本を手がけた。1968年、京都。府立東高校2年生の松山康介は担任教師に命じられ、日頃から生徒同士の争いが絶えない朝鮮高校へサッカーの練習試合を申し込みに行くことに。友人の紀男とともに嫌々ながら朝鮮高校を訪れた康介は、音楽室でフルートを吹いていたキョンジャに一目ぼれする。しかし彼女は、朝鮮高校の番長アンソンの妹だった。キョンジャと親しくなりたい一心で韓国語を必死に勉強し、彼女が演奏していた曲「イムジン河」を覚えるため楽器店でギターを購入する康介だったが……。康介を塩谷瞬、キョンジャを沢尻エリカ、アンソンを高岡蒼佑がそれぞれ演じた。

2004年製作/117分/日本
配給:シネカノン
劇場公開日:2005年1月22日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第29回 日本アカデミー賞(2006年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 井筒和幸
脚本賞 羽原大介 井筒和幸
新人俳優賞 塩谷瞬
新人俳優賞 沢尻エリカ
話題賞 作品部門/俳優部門 沢尻エリカ
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映画レビュー

4.5どんな理由があろうとな、歌ったらあかん歌なんて、ある訳ないんだ!

2024年6月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公たちより10数年歳下なので、描かれている時代の雰囲気は知識として知っているに過ぎないが、冒頭のグループサウンズをはじめとして、ちょっとオーバーかつユーモラスに描きながら、全体として明るいトーンでまとまっているところが大好きな映画。

久しぶりに鑑賞したが、やっぱりイムジン河が心に響く。
そして沢尻エリカが輝いている。
他にも、スキャンダルで、今は表舞台から姿を消している役者たちが何人も登場しているが、「それはそれ」で、映画の評価とは直結しない。

とにかくケンカに明け暮れ、高校生なのに酒やタバコは当たり前で、器物損壊も日常的という、とても暴力的な映画なのに、なんで嫌な感じがあまりしないのかと思ったら、わかったことが一つある。
それは、いわゆる「冷笑的」な視線がこの映画にはなく、逆に熱苦しいほどの「熱さ」「純粋さ」があふれているからだ。
愚かさも、情熱も、そしてその裏で余り人には見せない家族や友人を思う温かさも、とても愛おしい。

大友康平演じるラジオのディレクターは、放送禁止になった後もイムジン河を流し続けた実在の方をモチーフにしていると思われるが、「どんな理由があろうとな、歌ったらあかん歌なんて、ある訳ないんだ!」というセリフには泣けた。

あと、この映画でも、オダギリジョーが最高すぎる。

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sow_miya

3.0在日朝鮮人の女の子に恋する主人公。評価に困る作品

2024年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ゆっくりランナー1号(名前を11/28変更しました)

3.5童貞の芸人がおすすめしてたので見た

2023年12月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

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笑える

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盲田里亭

3.0有名作品だから観た

2023年10月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

有名作品だから観た

韓国に寄った作品なので、韓国に嫌気がさしてる自分としては、こういうテーマだと最初から知っていたら見なかったなと、それだけの感想。

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AAA
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