帰って来たドラゴン

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帰って来たドラゴン

解説

1970年代前半から数多くの香港映画に出演し、2000年代に入ってからも「ラスト・シャンハイ」や「マンハント」などで半世紀以上にわたり国際的に活動を続ける、アクション界のレジェンド・倉田保昭出演のカンフーアクション。

清朝末期、悪党のイム・クンホーが支配し、麻薬や人身売買などあらゆる犯罪と暴力が渦巻く金沙村。悪を懲らしめながら旅を続けるドラゴン一行と、時を同じくして伝説の女格闘家イーグルが、この村にやってきた。彼らはともに、チベットの寺院から盗まれたという秘宝「シルバー・パール」を探していた。そこへ非情な殺人空手の使い手ブラック・ジャガーも現れ、シルバー・パールを巡って強者たちが激闘を繰り広げる。

ドラゴン役を数多くのカンフー映画で活躍したブルース・リャン、ブラック・ジャガー役を倉田が演じる。監督は「スネーキーモンキー 蛇拳」「グランド・マスター」など、香港映画史に残る数多くの作品をプロデュースしたウー・シーユエン。2024年に倉田保昭日本凱旋50周年として、2Kリマスター99分完全版をリバイバル上映。

1974年製作/99分/香港
原題:神龍小虎闖江湖 Call Me Doragon
配給:エデン
劇場公開日:2024年7月26日

その他の公開日:1974年3月21日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0初公開時のドラゴン(空手映画と呼ばれていた)ブームに劇場で鑑賞して、初カンフー映画の洗礼を受けた

2024年5月25日
iPhoneアプリから投稿

当時の宣材等では「正義のドラゴン対悪のブラック・ジャガー」みたいに呼称されていた。

ブルース・リャンは「ブルース・リーの弟子」みたいに勝手な解釈をされていたが、全然関係無い。

兎に角、両者の延々と繰り広げられる、正に体を張ったアクション、カンフー・バトルが凄く、圧倒される。
これにより、倉田氏の名前がこの作品で日本中に轟いた感じの、我が国での記念碑的公開作品だろう。

「燃えよドラゴン」の子役も出ている。
非常に懐かしい作品である。

当時鑑賞した公開劇場は「渋谷地球座」という、公園通りの一番下角付近にあった、元は名画座的上映+成人映画(洋画系ポルノ)を交互にプログラムしての興行だった関係上、元からパンフレットなど存在していないので、出演者のプロフィール等の情報が殆ど得られないという事に。
それに、その当時は伝わってくる情報も乏しかっただろうという事情もあろうと思うが辛うじて、本来はメディア関係者に配布されるプレスシートというミニポスター風の物を代わりに販売していた。
その昔はそういうのを、場末(ばすえ)の映画館と呼んでいた。
地球座はのちに「ジョイシネマ」と改名してやや格が上がって、メジャースタジオ系以外の主にマイナー洋画系やヨーロッパ系作品などの配給上映へと移行した。

今作の、数十年ぶりに再公開決まったようなので、なんだかまた劇場で観てみたくなった…..

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アンディ・ロビンソン
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