マイク・ザ・ウィザード

劇場公開日:

解説

あるTVのSFX特別番組を作るべく奔走する青年の姿を描くファンタジー。監督・脚本・編集・主演はマイク・ジトロフ、撮影はラッセル・カーペンター、音楽はジョン・マサリが担当。

1988年製作/98分/アメリカ
原題:The Wizard of Speed and Time
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1989年4月8日

ストーリー

SFXの映画製作者マイク・ジトロフ(本人)は、テレビ・プロデューサーのハーヴィー・ブックマン(リチャード・ケイ)とディレクターのラッキー・ストレイカー(スティーヴ・ブロディ)に呼び出され、間近に迫った特別番組のために、SFXの大傑作を作るよう依頼される。ユニオンに入らず、名も知られていない彼にとって、この仕事は一生に1度のチャンスであったが、与えられた時間は3週間の短さであった。早速彼は、映画仲間のルーカス(デイヴィッド・コンラッド)にマネージメントを、スティーヴ(ジョン・マサリ)に音楽を頼み、彼自身は「時の魔術師」となって“踊るムーヴィー・スタジオ”を撮影し始める。しかしそんな彼らにブックマンは冷淡だが、マイクの映画に対する情熱と誠実さに、女優志願のシンディ(ペイジ・ムーア)は、自分の仕事を犠牲にして彼に力を貸すのだった。許可なしでは撮影できないロスの掟を破り、マイクはロケを続け、撮影は順調に進んでいった。作品が出来るかどうかストレイカーと賭けをしているブックマンは、放映中止のためにチンピラ殺し屋を雇ったり、フィルムを盗んだり、マイクを妨害する。しかし打ち上げパーティーの席で、ブックマンの不正は発覚し、マイクの映画が放送される。ウィザードの魔法を目の当たりにした人々は、新しいヒーロー誕生に惜しみない拍手を贈り、そしてマイクはシンディとの恋を成就させるのだった。

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