アパッチ(1964)

劇場公開日:

解説

カール・マイの小説『ウィンネット』を、ハラルト・G・ペターソンが脚色、「シルバーレークの待伏せ」のハラルト・ラインルが監督した西部劇。撮影はエルンスト・W・カリンケ、音楽はマルティン・ベッチャーが担当した。出演は「シルバーレークの待伏せ」のレックス・バーカー、ピエール・ブリス、ラルフ・ヴォルター、「スキャンダル」のマリオ・アドルフ、「青い波紋」のマリー・ヴェルシニなど。製作はヨジッブ・ルリック。

1964年製作/西ドイツ
原題:Winnetou Apache Gold
配給:コロムビア
劇場公開日:1965年2月27日

ストーリー

サンター(M・アドルフ)は、カイオワ・インディアンを味方にし、協定を破ってアパッチの狩猟場を貫通して鉄道を敷設しようとしていた。この鉄道敷設はアパッチ族を憤激させた。一方エルパソからやってきた熱血漢シャターハンド(L・パーカー)も、サンターらの暴挙に怒り、アパッチの親友ウィンネット(P・ブリス)をなだめる一方、サンターらの責任を追求した。しかしサンターはこれを聞き入れず、逆にウィンネットを捕えて拷問にかけた。シャターハンドはこれを知り、奇策をもって、ウィンネットを救出し仲間を連れて、鉄道工事のキャンプを襲撃した。戦いは一昼夜続いた。が、そんなときアパッチが大挙襲ってきた。白人の暴挙にたえかねての暴動であった。サンターは二人の仲間とともに逃げ出したが、シャターハンドは、インディアンに捕まり、集落に連行された。だが戦いで負傷したシャターハンドは、発熱に意識を失っていた。そんなシャターハンドに、ウインネットの妹ショー・チ(M・ヴェルシニ)は夜を徹して看病してやるのだった。血は違うが、彼女の心には愛が目覚めていたのだ。そのかいあって、シャターハンドはやがて元気を回復した。が、白人を憎むインディアンは、シャターハンドを処刑しようとした。しかし、ウィンネットのとりなしで、シャターハンドに、特赦の機会が与えられた。酋長と二度闘って勝てば命が救われるのだ。シャターハンドは見事にこの戦いに勝った。シャターハンドはウィンネットやショー・チ、それに彼等の父や弟たちと共にアパッチの伝説の地ジェット・チルへ向った。だが途中、再びサンターらが襲ってきた。シャターハンドの活躍で、戦いには勝ったものの、ショー・チも凶弾をあびて死に、残されたのはウィンネット、シャターハンドの二人だけであった。

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