脳の休日

劇場公開日:

解説

瀕死の青年が故郷に残してきた気掛かりな出来事を描いた臨死体験ドラマ。監督・脚本は8ミリ「ストレンジ・ハイ」で93年度のPFFアワード・グランプリを受賞した水戸ひねき。BOX東中野の“インディーズBOX/Vol.1”の中の1本として上映された。ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭'96オフシアター部門グランプリ受賞作品。95年製作。16ミリ。

1996年製作/21分/日本
配給:BOX OFFICE
劇場公開日:1996年3月9日

ストーリー

友人の頼みで大型テレビを運ぶのを手伝っていた光雄は、バランスを崩して石段から転落し、頭を打って気絶してしまう。意識を取り戻した光雄は、田舎の実家を訪れた。だが、どうも様子がおかしい。会話は一向にかみ合わず、両親は1年前に死んだはずの祖母の遺体をこれから焼きに行くと言う。日本間には腐乱した祖母の遺体が安置されていた。あまりの恐ろしさに家を飛び出した光雄は、幼なじみの美代子に出会う。光雄のことを好きだった美代子は、彼に出せなかったラブレターを渡したいと言うが、そのおびただしい数の封筒を見た光雄は、彼女の愛の重さに耐えられずに再び逃げ出した。一体何が起こっているのかと思った瞬間、光雄は石段の下で頭から血を流して倒れている自分に気づいた。次の瞬間、光雄は「ただいま」という言葉を残して息絶える。

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