ウィジャ ビギニング 呪い襲い殺す

解説

「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイと「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのジェイソン・ブラムが製作し、欧米版こっくりさんとも呼ばれる降霊術の占いボードゲーム「ウィジャボード」を題材にしたオカルトホラー「呪い襲い殺す」の続編。娘2人にトリックを手伝わせ、客をだまして霊媒師の仕事をしているアリスは、ウィジャボードをトリックに使用しはじめたことですべてが変わり始める。末娘に異変が起き、何者かによる殺人が発生し、さらにはアリスの家にまつわるおぞましい真実が明らかになっていく。

2016年製作/99分/アメリカ
原題:Ouija: Origin of Evil

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映画レビュー

3.5前作より

2022年2月17日
Androidアプリから投稿

怖かった。前作が特にビビることなく最後まで鑑賞出来たため、まぁ同じ程度だろうという感覚でいたらかなり食らった。
監督は「ドクター・スリープ」のマイク・フラナガン。完全に「死霊館」の対抗馬として製作された様な匂いがプンプンだが、残念な事に第一作の時点で足元にも及んでいない気がする。
ただ、本作は過去の出来事を描くため、ストーリーは骨太な印象だ。確かに上手く第一作に繋げるためにはかなりの工夫が必要だからだろうか。監督がマイク・フラナガンになったのも必要な要素だったかも知れない。本作は気持ちの良い程に上手く第一作の前日譚として成立している。予算はかなり制限されているようにも思えるが、これならば日本でも劇場公開しても問題なかったのではと思う。だが、近年のネット配信の作品の方がクオリティが高いものも多く、このご時世だと難しいかもしれないが・・・。
怖がらせ方も上手く、「グレイグ・エンカウンターズ」を思い出させる破壊力抜群の少女の顔面には脱帽である。夜道で出会ったらまず失禁ものだろう。今後の展開はどうなるか不明だが、「死霊館」にリードされ続けている本作、どういう打開策を打ち立てて来るのか。楽しみである。

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Mina

3.0こだわりの前日譚。

2021年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 死霊館ユニバースへの対抗意識が見え見えのウィジャシリーズ。作り方も前日譚を用いて、1967年に起こったザンダー家の悲劇を描く。日本劇場未公開ながらも製作もブラムハウスだし、製作にはマイケル・ベイの名も確認できる。60年代という古さをアピールするためか、フィルム作品の特徴である黒い点(チェンジマーク、パンチマーク)も使ってる。

 母親が霊媒師だったけど自分には才能がないと落胆気味のアリス・ザンダー。娘二人に協力してもらって、言ってみればインチキ降霊術の占いの館(future teller)を営んでいた。夫も亡くなり、経済的に苦しくなったアリスは娘リーナが言っていたウィジャボードを小道具として購入し、新たなインチキを考えていたが、やがて9歳の末娘ドリスに悪霊が憑依してしまうことに・・・

 取り憑いているのはポーランド人?姉のリーナが神学校の校長であるトム神父にポーランド語で書かれた日記を見せる。そこには第二次大戦中の捕虜収容所における虐げられた人たちの思いが綴られていたのだ。解放され渡米してからも“悪魔の医師”に人体実験を受け・・・といった驚愕の事実。

 トム神父は大司教に連絡し、こりゃエクソシズムを行わなければ!という、エクソシスト展開になるが、厳密に言えば悪魔ではなく、ユダヤ人たちの怨霊だ。ともかく口を封じられていたユダヤ人の受けた仕打ち、口を縫うことが恐怖のメイン。ドリスの顔はムンクの叫び、いや『スクリーム』の面以上の怖さだ。

 前作『呪い襲い殺す』へと見事に繋げるストーリー。60年代にザンダー家が住む以前にも惨劇が行われていた事実をプラスして、呪われた家を強調していた。ただし恐怖感は前作を超えないし、こじんまりとした内容。『エクソシスト』も意識したのは欲張り過ぎだと思うし、どうせならユダヤ人への人体実験をいくらか描いた方が怖かったかもしれません。キリスト教とユダヤ教が相容れなかったのも問題か・・・

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kossy

2.5なんだろう、見たことある内容だ

2021年8月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

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ジュリエッタ

3.5口を縫われてしまうのがけっこう怖い。悪霊たちに取り憑かれたみたいな...

2020年3月2日
PCから投稿

口を縫われてしまうのがけっこう怖い。悪霊たちに取り憑かれたみたいな話。王道なホラー感があって良い。後半に怖さがエスカレートしていく。原題のウイジャ(Ouija)は、仏語 Oui と独語Ja から作られた造語。降霊術の文字盤ウィジャボードのことで、日本のコックリさんみたいなもの。
コックリさんもウィジャボードも子供だけでやったらダメ。

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