劇場公開日 2023年11月3日

ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価

全1927件中、1~20件目を表示

4.0一番大事な恐怖が描かれていた

2023年11月30日
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鑑賞方法:映画館

怖かった。これが一番大事なことで、一番大事な部分をしっかりできたのだから成功だと思う。銀座の破壊シーンもすごいが、海のシーンも素晴らしかった。でかいゴジラが泳いで追いかけてくるあのショットの恐怖は一級品だ。
ドラマパートについては、戦争を一人で生き延びてしまった男が、悔恨を抱えながらも新たな生活を一歩踏み出そうとしたら、ゴジラによって戦中に引きずり戻されるという展開は、戦後日本の微妙な立ち位置を上手い具合に表象したと思う。敗戦から抜け出し経済成長した日本だが、大戦の影響は、国際政治的にも精神的にも、ずっと引きずり続けている。日本人はあの時から変わっているのか、いないのか。奇妙な戦後の日本社会の在り方を今一度見つめ直すという点でよくできた物語だと思う。
山崎監督のこれまでのキャリアでやってきたものが上手い具合に活かされているし、CG表現も卓越している。得体のしれない怪獣が理由もなく襲うことの怖さ、理不尽さ。そこに人の方が勝手にいろんな理由付けをしながら挑んでいく。それがすごくリアルなことだと思う。

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杉本穂高

4.5原点を踏襲しつつ、人々の心理模様も充実させた秀作

2023年11月27日
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この新たな「ゴジラ」に心揺さぶられた。これまでも時代背景として戦中や戦後を描いた経験のある山崎監督にとって、ゴジラを人知を超えた巨大生物としてのみならず、戦争がもたらした惨たらしい爪痕の象徴として描くことは極めて自然な流れであり、それは同時に54年版の意志を受け継ぐことをも意味しているのだろう。本作の要、VFXを駆使した破壊や戦闘シーンの数々は、恐怖と絶望の地獄絵図ながら、ヴィジョンがとても明確でカメラの動線に無駄がない。さらに言及すべきはやはり群像ドラマ。本作には型にはまった人物が登場せず、主演二人の秀逸さもさることながら、安藤サクラや青木崇高の役柄にも時系列と共に変わりゆく心理過程がしっかり添えられるので見応えがある。こうした一人一人を丁寧に描くことで、各々にとっての生きる意義や生命の尊さが際立っていく。戦争によって各地で惨状が広がる今、生まれるべくして生まれた祈りのような一作である。

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牛津厚信

4.0VFXスペクタクルは上出来、人物描写が…。IMAX上映は非推奨

2023年11月5日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

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高森 郁哉

5.0リアリティーをとことん追求した「シン・ゴジラ」から、「体感型映画」へと変貌を遂げ、今だからこそ生み出せた初代「ゴジラ」の前を描いた作品。

2023年11月3日
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本作は「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、“日本製作の実写作品”としては「30作目」となります。
そこで、30作品の変遷を考えると、最大の転換期は第29作の「シン・ゴジラ」であったといえます。
着ぐるみがメインだった、1954年の第1作「ゴジラ」から第28作「ゴジラ FINAL WARS」(2004年)までの「ゴジラ」シリーズと、VFX(CG)を駆使した第29作「シン・ゴジラ」からは映像表現が格段に進化しています。
そして、「シン・ゴジラ」までは、公開当時の「今」を描き続けていた仕組みがありました。
ただ、映像技術の飛躍的な進化で、「過去」をリアルに表現することが可能な時代に突入し、戦後の復興期の日本をリアルに表現した「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)がその転換点となった作品といえます。
まさに、VFXのトップランナーとして「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを手掛けた山崎貴監督だからこそ、これまでの「ゴジラ」映画の仕組みを変えることを自然と成し遂げられたのでしょう。
時間軸を終戦末期・戦後間もない「過去」にして、1954年の第1作「ゴジラ」の前を描いています。
本作の最大の成果は、最先端のVFXを駆使して、どの角度が最も迫力が増すのかなどを考え抜いて作った「体感型ゴジラ映画」となっている点です。
そこに主軸を持っていっているので、脚本の面では、ややツッコミどころも散見されます。
例えば、「銀座にゴジラが出現」というニュースを聞いて、ゴジラが暴れまくって大群衆が逃げ回っている場所に行けたとします。
「銀座」ということしか情報がないのに、あの状況下で人が出会える確率は物凄く小さいのが現実です。
また、終盤やラストの展開も、もう少し緻密な構成が必要な気もします。
とは言え、それは求め過ぎなのかもしれません。
本作は、“日本製作の実写作品”初となる「体感型ゴジラ映画」として見れば十分すぎる成果を生み出していて、その時点で「★5のレベル」には達していると判断できます。

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細野真宏

5.0予想を超えるゴジラ作品が、いまの令和のスクリーンに現れた!

2023年11月3日
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鑑賞方法:試写会

ゴジラ70周年記念作品となる本作「ゴジラ−1.0」は、日本で製作された30作品目のゴジラ実写映画であり、怪獣映画「ゴジラ」の1作目が封切られた「ゴジラの日(11月3日)」に公開! 監督・脚本・VFXを務めたのは山崎貴。

ゴジラは、今までの作品で様々なところに現れ、存在感と重圧、想像をはるかに超えるパワーを観客に訴えてきた。「絶望の象徴」とも呼ばれるだけあって、ゴジラが全身全霊で叫ぶシーンは、迫力に圧倒されると同時に涙が出そうにもなる。「好きで生まれてきたわけではない」という悲しい現実も、その姿から感じてしまうからだ。
本作では、焦土と化した戦後の日本に、ゴジラが突如現れる。山崎貴監督が描く、戦闘機と戦艦の臨場感や、ゴジラが秘めている恐ろしさと迫力は、期待し過ぎていても後悔しない最強レベル。ゴジラは深海から突然現れ、凶暴なサメの歯が充満しているような鋭さと歪さを想像してしまう「背びれ」だけを海面に出し、もの凄いスピードでターゲットに向かって行く。追われる側の「恐怖」が上昇中に、ゴジラの顔が出てきた時はリアル過ぎて、なぜか「歓喜」に変わった。演出と細かい技術に見惚れてしまうと言えばいいのだろうか。猛々しくて怖いのだが、崩壊的な天然のカリスマ感があり、美しい。
ゴジラが海から陸へと上がり、突然、2足歩行する姿は、これまで見たことのないような異様さがあり、ここも山崎貴監督だからこそ活きているシーンとなっている。
人間達が切磋琢磨に生き、新たに戦う姿も巧みに描かれているので、ゴジラファンだけでなく、日本の1つのイベントとして見ても満足度は高いだろう。
老若男女問わず、令和に甦ったゴジラを大きなスクリーンで堪能する人が、口コミなどでどんどん増えていくことを期待する。

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山田晶子

4.5自分の悩みが小さく感じられる

2024年6月2日
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鑑賞方法:その他

泣ける

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みちゃえる

3.0名付けるタイミング

2024年6月1日
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いろいろな倒し方のアイデアがあるものだと思いました。しかし、ほんとうに厄介です。前半モノクロ 後半カラーが雰囲気に合うかもしれません。

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Ironout22

4.0面白かった

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

興奮

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yuu000

4.0東京で多くの物を破壊したゴジラに 日本人たちはどう立ち向かうのか? 米国で記録的なヒットを記録した映画だが、 自分はそれほどまでの映画かと思った。 それでも目頭が熱くなる場面はいくつかあった。

2024年6月1日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

動画配信で映画「ゴジラ-1.0」を見た。

2023年製作/125分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年11月3日

神木隆之介
浜辺美波
山田裕貴
青木崇高
吉岡秀隆
安藤サクラ
佐々木蔵之介

第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)。
敷島(神木隆之介)は小笠原諸島の島で恐竜のような生物「ゴジラ」に遭遇する。

全長15メートルほどのゴジラは橘(青木崇高)と敷島以外の島の日本兵を全滅させた。

東京に戻った敷島は子供を連れた女性、典子(浜辺美波)と出会う。

典子と同居するようになった敷島。
戦後の東京で新しい仕事をはじめた。

1946年、ゴジラはビキニ環礁で行われた米軍による核実験で被爆し、
その結果、体長50メートルにまで巨大化していた。

そして、そのゴジラは東京に現れた。
ゴジラが放つ熱戦の爆風で典子は行方不明になってしまう。
典子は亡くなったのかもしれない。

東京で多くの物を破壊したゴジラに
日本人たちはどう立ち向かうのか?

米国で記録的なヒットを記録した映画だが、
自分はそれほどまでの映画かと思った。

それでも目頭が熱くなる場面はいくつかあった。

満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.0ちょっとなー

2024年5月31日
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鑑賞方法:その他

泣ける

難しい

素晴らしい特撮(古い表現😆)でした。ただ軍人の表現が今一。最初にゴジラが出現した時、整備兵の長が「逃げろ」と叫びましたが、陸軍であろうが海軍であろうがあのようなことは言いません。例えば「◯号配備」などと号令し各人が定められた配置につくものです。あの場面を見たあと、少しがっかりしました。

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中佐

4.5IMAXで見たら大変だと思いました。

2024年5月31日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

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k k

4.0良かったが1つ不満

2024年5月28日
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鑑賞方法:映画館

ゴジラシリーズは他にはシンゴジラしか見た事がありませんでした。シンのほうも楽しかったのでこちらも鑑賞しました。
内容的にはわりと王道で人間ドラマがメインになってますが、ゴジラも綺麗なCGで見ごたえがありました。

良かった所は他の方が挙げている通りなのであえて気になった所だけ…。
それは少しマイルドすぎる所です。世界観を考えればもう少しグロさや話に救いの無さがあってもよかったような気がします。おそらく視聴者層を増やす為にあえてマイルドに制作したと思うので仕方ないかもしれませんが、何というか少しヌルいなぁと感じました。

他に関しては大画面で見てよかったと思える内容だったので文句ナシです!
あと映画館やVRで見る場合は船酔い注意です(笑)

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おでん

4.0映像の技術がすごい 最初の作品もあらためて観たくなる

2024年5月28日
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鑑賞方法:VOD

映像の技術がすごい
最初の作品もあらためて観たくなる

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とた

2.5遅まきながら感想

2024年5月28日
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鑑賞方法:映画館、VOD

笑える

単純

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ハルケン

4.0近くでゴジラを見る恐怖

2024年5月27日
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鑑賞方法:VOD

戦後日本にゴジラが来る話。

今までのゴジラでは、
ゴジラが現実離れした怪獣というイメージがあり
あまり恐怖を感じなかったのですが、
今作は普通に「こわっ」って感じました。
特に海で追いかけてくるシーンはすごかった。
ゴジラが目の前にいる恐怖を上手く描いてました。

ただ、それ以外のシーンは、
他のゴジラ作品と同じ感じでした。

戦後日本が舞台ということで
もっと絶望感が描かれるのかなと
思ってたらそこまで感じなかったです。

とは言え先述の海のシーンがすごかったので
この評価です。

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マスノブ

3.0綺麗にまとまってるよね。

2024年5月26日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

監督:山崎貴
ゴジラ作品、山崎貴作品初めて見た。
敷島なよなよすんな、3/4はダメ男。
神木隆之介ってそんな役多いよな。
頑張れ神木。

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ずんです。

4.0前半のロマンス編、こんな出会いもいいなぁ、私も浜辺美波に居座ってほ...

2024年5月26日
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鑑賞方法:VOD

前半のロマンス編、こんな出会いもいいなぁ、私も浜辺美波に居座ってほしい(笑)
後半の闘い編も迫力があってまずまず。展開が丸分かりなのだがそれもご愛嬌。
ラスト、次作への期待も膨らむ。
面白かったです。

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はむひろみ

3.5ゴジラが叶えてくれる男たちの、、、

2024年5月26日
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結果敗戦だった男たちの命がけにゴジラがリベンジの機会を持ってきます。今度はやり遂げた男たちは敬礼します、敗れたゴジラに。今までも多くのエモーショナルな戦争映画が作られて、男たちの命がけとその死を顕彰してきました。この映画もその流れの一つですが、ゴジラを使うというアクロバティックなやり方で、男たちが本当にやりたかったことを実現させたものと思います。

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定点カメラ

2.5日本の戦争やゴジラに興味がなかった人には良い「入門編」だったかも。

2024年5月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

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キー太郎

4.0ゴジラが実在した国産戦闘機と戦った!!

2024年5月24日
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ヒロ